内田智規-Tomonori Uchida-

フリーランスウェディング&アニバーサリープランナー
U-style Wedding (ユースタイルウェディング)
新潟県 妙高市

写真提供:Tomonori Uchida
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人生を変えた運命の結婚式

笑顔がやさしくて、あたたかくとても誠実なお人柄の内田さん。それまで積み重ねてきたウェディング業界のキャリアを卒業し、もっと新郎新婦に寄り添った結婚式をプロデュースしたいという熱い思いをもってフリーランスのウェディングプランナーとして独立するまでのストーリーは、とてもドラマティック。

そもそも、ウェディングプランナー になろうと思ったきっかけがなんだったのかを伺いました。

元々は市役所に勤務する公務員で、まさか自分が将来結婚式の仕事にこんなに情熱を燃やすことになろうとは夢にもおもいませんでした。

そうなんですね! 何がきっかけだったのですか?

自分の結婚式がきっかけだったんです。式場に妻と二人で説明を聞きに行った日に、たまたまお茶をいれにきてくれた新人の女の子がいて・・

担当のプランナーさんとかではなくて?

はい、きっとまだ入社したばかりで担当は持ててない立場だったんだと思います。けれど、新人なりに一生懸命で、なにかと気にかけてくれたり話しかけてくれたりしていて、妻ともその子の話題が会話に出てくるようになったくらい。

とても素敵な方だったんですね!

そうですね。新人だからこそ、の初々しさや、ウェディングの仕事が楽しくて仕方ないという様子が印象的でした。そして半年くらい経った時に、ブライダルフェアでその女の子が、びっくりするくらいしっかりしていて人として成長した姿を目の当たりにしたんです。

同じ人がたった半年でこんなふうに成長できる仕事があるんだ!ということにカルチャーショックを受けました。

なるほど。それでそれで?

自分の結婚式は無事に楽しく結ぶことができ、それも良かったんですが、その式場の門を叩いて、ウェディングの仕事をさせてほしいと何度も交渉しました。

すごい行動力ですね!

当然、ど素人ですから、門前払いでした。
けれど諦めきれなくて、何度もお願いしたり、お手紙書いたりして、しつこさに根負けしてくれて、ついにそこで仕事をさせてもらえることになったんです

ご自身が結婚式をされた式場で働くことになったのですね!

はい、徐々に仕事も任せてもらえるようになり、そこからホテルに転職して支配人としてもウェディングどっぷりの生活になりました。

ホテル支配人としての苦悩を乗り越えて

念願かなってウェディングの仕事につき、順風満帆の人生を歩み始めたはずの内田さんは、仕事をすればするほど、だんだんと自分の中に違和感が生まれてしまった、とのこと。

写真提供:Tomonori Uchida

ホテルの責任者としては、売上を上げなければいけないのは当然。それはわかるのだけれど、そのために、本来ならばもっとこうしてあげたいと思っても、できない、というジレンマに苦しみました。

普通なら、そういうものだと割り切ってしまいそうなのに、そこまで思い詰めるなんて、本当に内田さんがピュアで優しいお人柄だということを感じます。

いやいや、照れますね。でも、もっとお二人に寄り添う形でウェディングを実現したいという思いは日々強くなっていきました。

これから結婚式を迎える新郎新婦にとって、何が一番正しいのか?そして、僕は何が出来るのか? 色々なカップルの色々な意見に触れ、一つの答えに行き着いたのが、フリーのプランナーでした。

僕はとことん、新郎新婦の近くで”寄り添いたい”と思いました。 売上とか業績とか、そんなこと関係なく、一人の人間として、これからの新郎新婦の力になりたいと思いました。 結婚式の形だけにこだわるのではなく、結婚式をする意味を一緒に考える。 今までの常識にとらわられず、”もっと自由に”そして、自分達の気持ちに正直に向き合いながら、”自分達らしい形”を一緒に探していきたいと思いました。 形ではなく、想いを伝える結婚式、ぜひ一緒に創っていきたいんです。

晴れてフリーランスとして独立

写真提供:Tomonori Uchida

2022年に晴れて独立されて、早々にプロデュースをされたのですね!

たまたまなんですが、ホテル勤務時代にきっかけがあって僕のことを覚えていてくれたご夫妻が、結婚式をお手伝いしてもらえないかとご相談があって・・

内田さんの人徳ですね!

いやぁ。でも本当に嬉しかったし、ああ、結婚式て本当にいいなって思いました。

写真提供:Tomonori Uchida

とっても素敵なご夫妻だったんだなぁということが写真からも伝わりますね!

二人のライフパートナーでありたい

内田さんが 屋号である U-Style Wedding には3つの思いを込めたそうです。

一つ目が『あなた』という意味の”YOU”
二つ目が『わたし』という意の”U”(うちだのU)
三つ目が『遊び心』という意味の”遊”

あなたにとっての最高の瞬間を一緒に創り上げていきたい
そして、あなたの人生にとって、楽しい想い出がずっと続きますように・・・

写真提供:Tomonori Uchida

とことんお二人に寄り添い、節目節目の記念日をお祝いできる、アニバーサリープランナーとして一緒に人生を歩んでいきたい。だからこそ、ウェディングという仕事なのではなく、一人の人間として、お二人のライフパートナーとして人生を一緒に楽しんで生きていきたいという思いを込めたそうです。

とても素敵ですね!

故郷の妙高市(新潟県)を守るウェディングを

初めて内田さんとご縁をいただいたのは、ピアリーさんがきっかけでしたね。野口さんと同じこといってる人がいるって、つないでくださって。

僕が生まれ育った妙高市が、SDGs宣言都市だったので、故郷をまもれるように環境に優しいウェディングアイテムがないかと相談したんです

SDGs未来都市妙高市公式Webサイト より

それ、同志が見つかったと思って、とっても嬉しかったです!

ありがとうございます。市をあげて SDGs未来都市 を謳っているので、街を歩けばこのような表示があちこちにあるんですよね。僕ももっと具体的に動きたいなと思っていて

妙高市のSDGsなウェディング全面応援したいです!

先日ウェディングのモニターを募集したんですが、6組の応募があってびっくりしました。本当は結婚式をしたいけれど、できなくて困っている方が想像以上にいるのだなと感じました

SDGs未来都市妙高市公式Webサイト より

着々と前進されていますね!素晴らしいです!地元の方にとっても、妙高市に魅力を感じて、ここが心の故郷になるような結婚式がしたいという方が増えるよう、協会としてもめちゃくちゃ応援していきますよ!

はい!頑張ります!

お話し聞かせてくださってありがとうございました!

お話を聞けば聞くほど、内田さんのおだやかな笑顔の中に、とっても真っ直ぐで美しい思いがおありで、それが内田さんの生きる軸となっておられることに、大変感銘を受けました。

お二人にとって結婚式をした場所が 心の故郷となり、記念日ことに訪れたくなる場所、守りたくなる場所、次の世代にそれをつないでいくようなウェディング、ぜひ一つ一つ実現していただきたいと心から願います。

写真提供:内田智規 / インタビュー&記事執筆:野口雅子

内田智規さんのWeb site
U-style Wedding


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